農薬って使った事ありますか?
ホームセンターに行けば様々な農薬が沢山あります。特に皆さんが目にするのは除草剤ではないでしょうか?
こんなの↓↓↓↓↓↓
そうそう!ホームセンター入口あたりに山積みにされているあれです!
この製品はベトナム戦争で使われたあの奇形児を生み出すきっかけになった薬品を作っている会社が作っている農薬です。この製品ですが確か日本以外に国の先進国では販売されていなかったような…
そんな製品がなぜ日本では山積みになっている?
疑問にも思わず、そのホームセンターで別の農薬や肥料や種、苗を購入されてませんか?
農薬には主として3種類あります。
一般家庭では、庭等の手入れで梅雨明けごろより除草剤を利用する方が増えるのではないでしょうか。その次に家庭用の殺虫剤、殺菌剤は菜園などでは利用するかもしれませんが一般の利用は少ないと思います。家庭用でいう殺虫剤は蚊取り線香やスプレー缶タイプ、又は、住居の周りに撒く粉末や顆粒のあまり毒性の強くない商品が主流です。但し、意外かもしれませんが除草剤はかなり毒性が強いものが多いのも現実です。都心部やマンションにお住まいの方は粗利用しない除草剤も郊外に行くと多くの方が利用します。この除草剤はベトナム戦争で利用され問題となった枯葉剤の原料である強毒性のグリホサートという物質が利用されていることが多く、製品の開発元である本国アメリカでは利用による副作用により訴訟に発展し社会問題となっております。詳しくは検索してみてください。
さて、我々は実際に作物栽培において利用する資材とその取り扱いにはかなり気を使っております。除草剤については一切利用しておりません。作物を作る際に畝間に除草剤を散布する農家さんは多いのですが、畝と畝間に明確な仕切りがあるわけでなく、根から作物が除草剤を吸わないという事は100%ありえないと考えています(考えるとというより物理的に不可能)。
人間でも食べ物により成長の具合が変わるように植物も同じです。人間の場合、自身で食べ物を選択できますが、植物の場合は土中等にある成分からしか栄養分を得る事が出来ません。そこで作物の成長を補助?する為に様々な成長剤を与える事があります。人間でいうとサプリメントになるのでしょうか。この成長剤は本来植物が必要としているものでなく、人間の都合で与えて負荷をかける為自然な作用でなくなるといえます。意外と知られていませんが皆さんが購入する野菜や果物の農作物の大部分がこのような薬剤を利用されて栽培されていますね。農薬すべてを否定するわけではなく、過剰な利用を控える事と農薬自体の影響等を消費者も知っておく必要があると考えています。